「カプチーノ ウィーンスタイル」

2013.04.30

生クリームファンの皆さま、お待たせしました!今回は「Cappuccino Vienese(カプチーノ ウィーンスタイル)」特集です。

通常ウィンナーコーヒーは、ブレンドコーヒーの上に生クリームを絞ったもの。illyでは自慢のカプチーノの上に生クリームを絞り、ココアパウダーを振り掛けます。エスプレッソにフォームドミルクを注ぎ、完全に乳化させた後に生クリームをのせるため、コーヒーの苦味が押さえられる一方でコクがより引き立ち、砂糖を入れなくてもほんのり甘味が感じられます。

昼下がり、「カプチーノ ウィーンスタイル」を片手にちょっと優雅なひとときを過ごしてみるのもいいかもしれません。

撮影協力:espressamente illy日本橋中央通り店 天野さん(写真上段)、新丸の内ビル店 石村さん(写真下段)

カテゴリー:Menu

『illyはコーヒーを科学します~パッキングのヒミツ 1~』

2013.04.26

華やかな香りが特徴的なillyのコーヒー豆はどのようにして保存されているか知っていますか?それは「加圧式包装」という技術を用いてのパッキング。
「真空包装」や「バルブ付包装」が一般的ですが、どちらも豆が発する芳香性のガスが抜き取られたり、逃げてしまいます。 焙煎したコーヒー豆は放置しておくと酸化します。
それだけではありません。空気に触れた状態だと、2週間で香りの約40%が飛んでしまいます。

 イリーカフェ社が採用する「加圧式包装」では、缶に豆を充填し空気を抜いた後、窒素・二酸化炭素といった不活性ガスを充填します。これによって缶の内部は1.5気圧に保たれます。
焙煎後の豆の内部では水蒸気と二酸化炭素が発生し豆の外に放出されますが、放出された炭酸ガスは缶蓋部にある弁から逃げ出すため、気圧は保たれます。

気圧はなぜ重要なのでしょう?圧力がかかっていると豆はそのアロマを放出できず、脂肪成分の中に溜め込みます。最低10日間この熟成行程を続け香りを定着させることで、illyのコーヒーは私たちの口に届くまで、豆本来の華やかな香りを保つことができるのです。

カテゴリー:Menu

『espressamente illyで朝食を Part 3』

2013.04.23

おはようございます。
商品がたくさん並べられたショーケースの前で「今朝は何を食べよう?」なんて考えている皆さん、espressamente illyのブリオッシュなんていかがでしょう?

写真手前の不思議な形をしたパン。大きめの生地の上に小さな生地がちょこんと乗っているのが特徴です。「お店で見たことはあるけれど、これは一体何だろう?」と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんね。

小麦粉・牛乳・卵にバターを入れて焼き上げたシンプルな菓子パンで、フランスからイタリアにもたらされました。ほんのり甘くて、素材の味がしっかり感じられます。イタリア南部では特にポピュラーで、ジェラートやグラニタを間に挟んで食べたりもします。

カプチーノと一緒に食べれば、パーフェクトなイタリアンスタイルの朝を迎えられますよ。ブリオッシュのどの部分から食べるかはあなた次第(笑)
ぜひお試しくださいね。

カテゴリー:Menu

『エスプレッソの日』

2013.04.16

みなさん、4月16日は何の日か知っていますか?イタリア人がこよなく愛する「エスプレッソ」の日です。
エスプレッソが誕生したのはおよそ100年前と言われており、1906年のミラノ万博でエスプレッソマシンが紹介されました。イタリアで生まれたエスプレッソは、そこから世界へと広まっていきます。

ところで「エスプレッソ」とはイタリア語で「エクスプレス(急行)」「注文に応じてすぐ提供できる」などという意味があり、まさにその速さが他のコーヒー抽出方法との違いなのです。フィルターやフレンチプレスと違い、極細挽きのコーヒー粉に高い圧力を掛けて抽出することで、豆が持つ旨み成分(糖質と脂質)を引き出すことができます。また、えぐみや雑味が現れ始める直前(30秒程度)で抽出を止めるのもポイント。
エスプレッソとは言ってみれば「美味しさの塊」。実はとても贅沢な飲み物なのです。

espressamente illyのエスプレッソは、アラビカ種を100%使用しており、フローラル、ナッツ、キャラメルなど華やかな香りが特徴です。その芳香が消えないうちに、3口程度でさっと飲み干してください。「もったいない」と思われるかもしれませんが、ご心配なく。美味しいエスプレッソは、飲み終えた後もしばらくはその余韻が口の中に残ります。

ぜひespressamente illyで忘れられないエスプレッソ体験をしてくださいね。

 

カテゴリー:Event

「illyはコーヒーを科学します~カップの秘密~」

2013.04.10

みなさんはお気づきでしょうか?illyのコーヒーカップは科学しています

 1933年ロースターとして創業したエルネスト・イリーは、自分たちがロースとした豆が最も美味しい状態でお客様の口に届くよう、カップの形状にもこだわりました。

illyオリジナルカップのデザインを依頼されたのは建築家のマッテオ・トゥーン氏。容量、サイズ、唇が振れるカップエッジのクオリティー、保温性にいたるまで、創業者のエルネスト・イリーは永年の自社製品を通して構築した倫理的、科学的知識に基づき、細かい指示を与えました。

 

できあがったカップはご存知の通り、尻すぼまりのタマゴ型。 また、カップの最大容量と液体の比は3:2。抽出されたエスプレッソからアロマが立ち上りやすいだけでなく、フォームドミルクを注ぐと壁に沿って対流しエスプレッソとよく混ざります。 内側のベース色は必ず。エスプレッソの色から状態を判断するためです。 ぽってりとした厚みは、口当たりを良くするのはもちろん、保温性を高めます。 カップが冷たいと、抽出されたエスプレッソは香りが立ちません。そのためバリスタは提供前にエスプレッソマシンの上にカップを逆さまに重ねて温めておくのですが、illyのカップは3個重ねようとすると1番上のカップがツルンとすべり、重ねられないのです。それは、全てのカップをムラなく温めるため。もしカップを3個重ねたとすると、一番上のカップに熱が届きません。熱が伝わるのは2個まで。そのカップはもちろん、お客様の手元に届いてからもコーヒーを温かく保ちます。

今度illyのカップに出会ったら、手にとって眺めてみてくださいね。エルネスト・イリーの思いが伝わってくるかもしれません。

カテゴリー:Event

「espressamente illyで朝食を Part2」

2013.04.04

前回は「コルネット」についてお話しましたので、今回は根強いファンをもつ「セサミサンド」をご紹介します。

「セサミサンド」とは、イタリア人もビックリする程、たっぷり黒ゴマを練りこんだ食パンを使用したサンドイッチ。具材は「トマト&モッツァレラ」「サーモン&ほうれん草のクリームチーズ」「ハム&エッグ」「ベーコン&ポテトサラダ」の4種類。(一部お取扱のない店舗がございます。)
特に「トマト&モッツァレラ」は、セミドライトマトの旨みとバジルマヨネーズ、どこまでも伸び~るモッツァレラチーズの相性が抜群のロングセラーです。専用グリラーで焼き目をつけることで、ゴマの香ばしさが引き立ちます。

セサミサンド1品とブレンド/アイスコーヒー(S)のセットは390円、カプチーノ/アイスラテ(S)とのセットは450円。[セサミサンド単品250円]

espressamente illyの「サミサンド」セットで、健康な1日をスタートしてみては?

※セサミサンドセット販売時間:オープン~11:00

カテゴリー:Menu